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音 楽 雑 談 |
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ジャンプ |
音 楽 雑 談 |
Vol.1 |
2004.3.3 |
フルートアンサンブル「GAF」発表演奏会 |
Vol.2 |
2004.3.31 |
ワスレモノ |
Vol.3 |
2004.4.12 |
大阪フィルとオペラとバレエ |
Vol.4 |
2004.6.23 |
大阪フィル第379回定期
ヘルムート・ヴィンシャーマン指揮のJ.S.バッハ管弦楽組曲全曲を聴く |
Vol.5 |
2004.9.27 |
「こむの音楽会」 |
Vol.6 |
2005.6.26 |
チェロ、ヴィオラ、コントラバスそして木管楽器が欲しい! |
Vol.7 |
2006.1.16 |
「”おっさん”=指揮者朝比奈 隆へのオマージュ」 |
Vol.8 |
2006.9.26 |
音と照明 |
Vol.9 |
2006.10.4 |
ファジル・サイ ピアノ・リサイタルを聴く |
Vol.10 |
2006.10.27 |
キエフ・オペラ ーウクライナ国立歌劇場オペラー を鑑賞する |
Vol.11 |
2007.10.10 |
フルートアンサンブル「GAF」 サピエコンサート出演 |
Vol.12 |
2007.11.25 |
ディミトラ・テオドッシュウ(ヴィオレッタ)の「椿姫」を鑑賞する |
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音楽雑談 Vol.1
「フルートアンサンブル「GAF」発表演奏会」 |
年の瀬もおしつまった12月22日、本番の日の28日のほぼ一週間前、会場の宝塚市ベガホールで、舞台練習が行われた。パイプオルガンが舞台正面に設置された、とても素敵な、落ち着いた雰囲気のホールである。音響も良すぎるくらいである。さて舞台上で音を出してみて、その響きの良さに驚いた。噂には聞いていたが、これほどとは思わなかった。これならかなり楽に演奏できるけれど、強弱をしっかりと意識して表現することと、タンギング(舌突き)を普段よりはっきり目にしないといけないと判断した。舞台練習があって良かった。そう思ったものの、本番は6日先、しかも当日はぶっつけ本番だ。今日のこの感じを覚えているのは難しい。 さて本番。強弱については、口を酸っぱくして言っておいたので、なんとか表現している。だが、タンギングは、普段の一人一人の注意と感覚が肝心なことなので、コントロールがつきにくい。やはり、不鮮明なことが多かった。それと、気になったのが、響きが良すぎた所為か、少しではあるが、ところどころテンポがずれたのが気になった。 とまあ、辛口の講評はこのくらいにして、少し褒めましょう。 先ず褒めたいのは、アンサンブルとしての音色が、とても綺麗になっていたことです。これは、メンバーの全てが、四重奏や、三重奏を経験したことが、一人一人がちゃんと音を出して、しっかり楽譜のとおり演奏すると言う勉強をしたことが身に付いてきつつあると言うことだと思う。 アマチュアのグループが陥りやすいことに、自己満足と言うことがあると思う。アンサンブルの楽譜を演奏すると、音程のずれ、テンポのずれ、強弱の統一、と言ったことにさしたる注意もなく、それらしい和音の美しさに酔って仕舞いがちなのである。そのようなことを注意してくれる、優れた指導者が必要になる理由である。我々はアマチュアなんだから、そんなことは、我々なりに注意して、自分達が楽しめれば良いのだと言うのなら、たとえボランティアでも、人前で演奏しないようにした方が良いでしょう。なるべく良い演奏を聞かせるようにするのが、演奏者の務めです。たとえアマチュアでも……。と云うのが、自戒を込めた、私の基本姿勢になっている。 |
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